2012年2月7日火曜日

タニタの…

タニタの活動量計を使用しています.
購入してから,三ヶ月で3kg体重が減りました.

   


ただ活動量計をつけて,毎朝50g単位まで測れる体重計で体重を量っているだけです.とくに,ダイエットといえるようなことは,なにもしていません.

いえるのは,これをつけていると,自分がどれくらい動いているのかが把握できることです.
万歩計の機能がありますから,一万歩/日あるけば,たしかに使用すべきカロリーは消費することができます.しかし,一万歩あるくのは,けっこう大変なことです.体力よりも,時間が.
で,たくさん歩いたつもりでも,消費したカロリーは驚くほど少ないことにも気付きます.
一方,なにもしなくても,消費すべきカロリーは,けっこう消費されています.

結局,意識的に時間をとってウォーキングやジョギングをするよりも,日常の生活で,こまめに動いた方が,カロリーは消費されているみたいです.
これが理解できるので,つまるところ,この活動量計をつけていると,こまめに体を動かす習慣がつきますし,ご飯も少なめになるし,間食も余りしなくなるというわけです.
くわえて,微細な変動がわかる体重計で,自分の体重を把握しておくことが必要ですが.

結果,筋肉がついて,腹回りの脂肪が減りました.
と,いうよりも病気前の体形・体重に戻った.

血液検査の数値も,徐々に問題ない値を示すようになってきています.
気を抜けばきっとすぐに戻っちまうのでしょうけど.


皮肉なことに気がついてしまいました.
家を作るときなどに,家事の動線を考えて,調理台-冷蔵庫置き場-シンクの配置を考えるとか,いうように,システマチックにやると,無駄が省ける,無駄な動きがなくなるとか(>だから,いい.やるべきだと),いわれてきました.
でも,体のことを考えると,「無駄な動き」は「必要な動き」だったわけです.
いいシステムやリーズナブルなシステムより,無駄な動きを強制するシステムや不合理なシステムのほうが,実は人間という動物には,必要なものだったという不思議.

便利は不便.
不便は便利.
なにか,不思議な哲学.これって,陰陽思想?

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