2009年6月23日火曜日

辞書の展開(1)

 
●プツン

 しばらくの間,「鉄の種類もしくは時代的名称」というテーマを書いていたのですが,「ことえり」があまりバカなので,「プッツン」しまして(何せ,ユーザ辞書の単語が一番最後に出てくるというバカさ加減.それまで,延々とあり得ない単語を眺めてなければならないのでして…(-_-;.その上学習能力がない(-.-#)),ATOK2008を購入してしまいました.そしたら,まだ配達されていないのに,ある会社から「ATOK2009の予約開始」というメールが届きました.
 「よっぽど,ATOKとは相性が悪いな((^^;)」と思いました.
 ATOKというか,この開発会社には(9801時代からの)怨み辛みがたくさんあるのですが,それは放っておいて(血圧あがるので,そのうちね(^^;).一年前まで使っていたEGBirdgeのユーザ辞書をATOK用に変換しました.
 こんなことぐらい,インストール後,最初に使用したときに自動で変換するようにしとけ,と,思いますが,やっぱりジャストには,そういうサービス精神はなかった((^^;).
 ヘルプやらジャストシステムのHPを探し回って,自力で変換.

 さて,それからが….
 元々が地質屋なもので,地質関係の用語がたくさんあります(これはまあ,比較的簡単に調整がすみました).鉱物名とか,岩石名とかね.
 おバカな「ことえり」のせいで,不要な「姓」・「名」が,ユーザ辞書にたくさん増えてましたが,これらを処分して,ついでに地質学および地質学史関連の登場人物の個人名に修正.
 さらに,古生物系のひとなので,現生生物や古生物の名前がたくさんあり,これの整理をしてたら….

 大変なことになってました.
 念のためにと,ネット上で動物の分類について確認してみたら,動物の大分類(綱-目)が,私どもが学生のころに習った体系とまったく違ったものになっていました.
 このままでは使えないので,整理し直し始めました.

 実は,何年か前にも,一度整理しようとチャレンジしたのですが,その当時は使える資料が全くなく(たぶん,日本には生物の分類や記載ができる学者が絶滅したんだろうと思う),断念したものです.
 非常勤をやってたときの大学の授業では,差し障りのない範囲で古い体系で話をしてました(ゴメン).ま,現在の旭川では,もう古生物の授業をやってる大学はないので,どうでもいいんですけどね.

 最近は,Wikipediaなどでも,記述がだいぶ整理されてきましたし(まだ,相互に矛盾する記述がありますけどね.海外での記述に丸投げの部分とかも),なんとか独学で恥ずかしくない程度(自己判断ですが(^^;)までレベルアップしたつもりです.

 そこで,古い頭の持ち主が,新しい体系に切り替えるまでをレポしたいと思います.
>「新体系と旧体系」へつづく
 

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